【フロントカメラの役割】iPhoneで通話中相手の声が聞こえなくなる原因とは!?
スマップル博多店には日々いろいろな状態のiPhoneがやってきます。
画面がバキバキに割れたもの・・・
画面がつかずまっ暗なもの・・・
バッテリーがすぐに無くなったり充電出来なかったり・・・
水没して動かなくなったり・・・
そして本日は、
見た目は何ともなくても、
通話中相手の声が聞こえないiPhoneがやって参りました。
お客様にお話を伺ったところ、
なんとお友達にiPhoneの修理が出来るという方がいらっしゃるようで、
そのお友達にiPhone6の画面交換の修理を依頼したところ、
戻ってきたら通話中に相手の声が全く聞こえなくなってしまったんだとか・・・
通話中相手の声が聞こえないという事は、
携帯電話としての機能のほとんどを喪失している状態と言えるので、
これはなかなかの悲劇ですね。
相手の声が聞こえないという症状の場合、
主にフロントカメラやイヤースピーカーというパーツの不具合や故障が原因ですが、
このiPhoneのフロントカメラというパーツが非常に繊細で壊れやすく、
扱いに注意が必要なんです。
フロントカメラにはカメラだけでなく、
通話中耳の接近を感知して画面を暗くする近接センサー、
画面の明るさを自動調節するために周囲の明るさを感知する環境光センサー、
通話中周囲の雑音を低減し自分の声が相手に聞こえやすくするセカンドマイク、
などなど、
複数の重要パーツがカメラと一緒にくっついて一体となっています。
そして画面交換修理を行う場合、
このフロントカメラを取り外して新しいパーツに移植する作業が発生するんですよね。
修理屋目線でお話させて頂くと、
修理に慣れていない方がiPhoneの画面交換をする場合、
フロントカメラを痛める危険性が高く絶対にお勧めしません!
今回はまさにこのようなケースでした・・・
ご覧ください。
こちらが問題のフロントカメラなんですが、
指で持っている黒いケーブルの付け根部分が、
半分ほど切れてしまっているのがお判りでしょうか?
フロントカメラのケーブルは非常に薄く、
無理な力が掛かると簡単に切れて今回のように断線してしまうんです。
こうなると相手の声を耳に伝えるイヤースピーカーに信号を送ることが出来なくなり、
通話中相手の声が聞こえなくなります。
しかしそれだけでなく、
近接センサーや環境光センサーも一緒に動作しなくなるので様々な弊害が予測されます。
もちろん内カメラも映らなくなります。
今回は無時にフロントカメラを交換することで修理出来ましたが、
iPhoneの修理は簡単そうに見えて結構細かいコツやテクニックが必要なのです。
ご自身で分解して修理することは絶対にお勧めしません。
何だかんだで精密機器ですから・・・
ですので、
iPhoneのトラブルでお困りの方はお気軽にスマップル博多までご相談ください!
もちろん、
自分で修理したけど調子が悪くなった・・・などのご相談も全然OK!
当店ではお客様一人一人に最適な修理プランをご提案させて頂きます!
スタッフ一同お待ちしております!(*^^*)