こんにちわ！スマップル博多店です。

今回は水没についてのお話しをしていきましょう。

iPhone7以降は耐水性能がありますが、それでも場合によっては水没するって知ってましたか？

「耐水」ということは「防水」とは違います。

当店にご依頼頂く内容でも、お風呂で使ったら、その後急に電源が落ちて付かなくなった。雨の中電話をしていたら突然画面が映らなくなり、充電も出来なくなったなど、水没が原因で使えなくなってしまったご依頼を多くお受けします。

耐水性能が備わり、画面と本体の間に耐水テープというパッキンのような役目のシールが付いているのですが、iPhoneは充電口やイヤーメッシュなど、隙間がいくつかありますので、そこから水分が内部に入ってしまい水没することがあるんです。

それでは水没の例をご紹介していきましょう。

 

電源が付かなくなったiPhone8！内部を開けてみると・・・

さっきまで使用できていたのに、充電が10％になったくらで電源が突然落ち、その後充電しても反応がなく、電源が入らなくなってしまったというiPhone8のご依頼です。

充電ケーブルを繋ぐと少しだけ電流は流れているものの、起動はしません。

お客様へ詳細をお聞きしますが、お風呂で使ったり、水没もされていないとのこと。

原因の特定が必要ですので、早速分解して検証していきます。

内部を開けると、こんな状態・・・

水没はされていないと言われていましたが、内部に水滴が残っていて、水没反応シールも赤くなっているので、水没している状態です。

一旦お客様へ現状の報告。

水没した端末は通常のパーツ交換作業と異なり、内部の水分状態によっては水没復旧作業が必要となりますので、最短でも1日お預かりさせて頂いております。

お客様へ内部が水没しているとこを伝えると、昨日仕事中に雨の中使用していたので、もしかするとそれが原因だったかもとのこと。

どうしてもデータが必要なので、端末お預かりの許可と水没復旧作業OKを頂き、早速作業に入っていきます。

内部のバーツを細かく取り外し、基盤も洗浄をかけ、しっかり乾燥させてから組み上げます。

翌日、乾燥させてた元パーツで組み上げましたが、お預かり時と同じで起動はせず。

パーツ交換が必要なようですね。

ここから、交換が必要なパーツの特定に入っていきます。

 

起動できるのか？！水没したiPhone8の復活劇！！

iPhoneの起動に必要なパーツを、新しいパーツで仮付けし、起動するのか動作確認を行います。

今回は、ドックコネクタ（充電口）の交換で起動ができましたが、液晶表示もノイズが出て表示不良を起こしていたので、お客様の目的であるデータを取り出したい、ということであれば、ドックコネクタと液晶画面の交換が必須となります。

再度、お客様へ状況説明。

このまま修理を進める場合の費用もお伝えし、許可を頂き交換作業に進みました。

交換が終われば、あとは動作確認を行って終了となります！

電流も少なく、電源が入らない状態でしたが、当店の水没復旧作業でこのように改善しました！

タッチ操作、通話、カメラ等、問題なく動作が確認取れました。

今回は水没復旧作業にて、起動しましたが、水没した端末はいつまた電源が入らなくなるかもわからないリスクを抱えています。

データのバックアップはこまめにとり、今後に備えるよう気を付けられてください！

スマップル博多では各種iPhoneの水没復旧作業承っております☆

お気軽に当店までお問い合わせください！

 

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2021年02月10日